中古ドメイン購入時の着眼点について
中古ドメインのメリットとしては、当然中古(過去に運営歴のあるサイト)を購入し引き継ぐため、そのドメインパワーやgoogle評価、総合的なSEOパワーも引き継ぐことになります。例えるなら人事で中途採用で人を雇うようなものです。スキルのある人材を中途採用すれば、ゼロから全てを教育する必要はありませんよね。
それと同じで、中古ドメインであればトレンドブログを新規で始める際の、ゼロからドメインパワーをコツコツ育てていくフェーズを飛ばすことができます。つまり短期間で大きく収益を伸ばすことも可能になります。
中古ドメインのメリット
- 収益までのスパンが短く収益もを大きく伸ばせる
- 少ない記事でも上位表示ができやすい
- インデックススピードが最初から早い
・.jpオークションサイト | 毎月1日頃仕入れ 20日頃締切り |
・.comオークションサイト | 毎月10日頃仕入れ、月末頃締め切り |
・中古ドメイン販売屋さん | 毎週水曜AM8時仕入れ、AM10時販売 |
中古ドメインは有料である
当たり前ですが、中古ドメインの購入は有料になります。新規ドメインに関してはドメインの年間使用料(およそ1500円/年)とレンタルサーバのレンタル代くらいで済みますが、中古ドメインに関しては、上記プラスで購入時に20000円〜30000円の投資が必要になります。
もちろん中古ドメインの相場によっては10万円以上値のするドメインもありますのでピンキリですが、トレンドブログ収益化に関していけばおよそ2-3万円くらいで最初は問題ないでしょう。
とは言いつつ、いきなりブログで収益化できていない段階で2-3万円の出費というのも結構馬鹿にならないので、そうしたプラスアルファの投資ができる人はトライするといいですね。
既にトレンドブログを実践していて、ある程度収益が発生しておりその利益を次の「中古ドメイン購入費」として投資するのであれば問題はないかと思いますが、中古ドメインには当たり外れもありますので、お金をドブに捨てないためにもある程度覚悟と準備、リサーチをもとに選定していく必要があります。
ワンポイントアドバイス
ちなみに、.jpを購入する際は、.comや.net(1500円/年)よりも相場が高く、(6500円程/月)あたりが一般的です。ドメイン使用料としては年間で5000円ほど違いが出ますがその辺りも念頭に置いておくと良いでしょう。
※良質な中古ドメインは.jpであることがほとんどですので。
中古ドメインはスキルを補ってくれるものではない
中古ドメインを購入したからといって、それで自動的に収益を生み出せるわけではありません。中古ドメインを購入後、トレンドブログを運営するのはあなた自身です。つまりあなたがトレンドブログにおける最低限のSEOスキル、キーワーディングができなければ、たとえ良質な中古ドメインを購入しても、収益を伸ばすことは難しいでしょう。
中古ドメイン=魔法の杖ではありません。
つまり、あくまで中古ドメインというのは運用方法の選択肢の一つであるということを念頭に置いて、「SEOスキル」ありきでの運営を心がけていきましょう。中古ドメインだろうと新規ドメインからのスタートであろうと「基本を徹底するのは変わらない」ということを覚えておき、カリキュラムを忠実に実践することに注力していきましょう。
中古ドメインにはリスク(デメリット)も伴う
少し先述しましたが、中古ドメインの購入に関しては多少のリスクも覚悟する必要があります。中古ドメイン選定のためにはかなり複雑な専門知識とリサーチが必要で、そのためにはahrefsやMozなどの有料プラットフォームなどを介して数値を分析していく必要があります。
しかしながらそうした有料ツールを使って選別したとしても、結局は「購入してみないとわからない部分」もああります。例えば、そのサイトがgoogleからペナルティを食らっているかどうかは、購入後サーチコンソールに紐づけてみるまではわかりません。
なので高いお金を払っても、もしペナルティを受けているドメインであるならそれはゴミサイトということになりますからそのドメイン購入費用の投資は無駄になるということになりますので、振り出しに戻ります。
もちろん中古ドメインを扱っている仲介サイトなどは、ある程度のドメイン査定は済ました後での商品ラインナップにしているので、自分でゼロから購入するよりは安全ですが、それでもリスクはゼロではありません。
そうしたことも頭の片隅に置きつつ、自分でもリサーチできるところはしながら慎重に選定をしていく必要があります。
中古ドメインの属性を理解した上での運営を心がけましょう
中古ドメインを購入し、トレンドブログで月収400万円オーバーという実績者もいます。短期間で一気に100万円以上を稼ぐこともできるとなると確かに夢のあるブログ収益化ノウハウと言えるでしょう。
けれどももちろんそれは恒久的なものではなく、運営が長くなってくるとgoogleのアップデートや再査定なども経て、ドメインパワーは落ち着いてくるのが通常です。(ここでもやはり基本に忠実にSEOスキルを身につけておく必要性がわかりますね)
中古ドメインというのは、つまりは「googleのアルゴリズムの裏をかく・・」そうしたあくまで小手先の域を脱しない、そういうものであることを認識しておくべきです。
決して誰もが「楽して稼げる」といった類の抜け道ではないということですね。
中古ドメイン購入はこんな人におすすめ
ということで、中古ドメインの購入を考えている人に向けて着目ポイントをいくつかお伝えしてきましたが、中古ドメイン購入はこんな人におすすめです。
- SEOスキル(ブログ執筆経験)の経験がある
- インデックスがなかなかされなくて困っている
- 記事数は蓄積できているのに収益にイマイチ伸び悩んでいる
- 中古ドメイン運用にすごく興味がある(チャレンジしてみたい)
- リスクを熟知した上で、自己投資マインドがちゃんとある
- 資金調達がうまくいっているので中古ドメイン購入投資ができる
- 短期間で一気に収益を伸ばしてみたい
こうした詳細を知ると、中古ドメイン購入に二の足を踏んでしまうというか躊躇してしまう人もいるかもしれませんが、必要以上に恐れる必要はないです。そもそもビジネスで全てが順調にうまくいくことの方が少ないです。
ビジネスである以上、必ず良い時もあればうまくいかない時だってあります。なのであらかじめリスクなども把握した上でどのような状況でも淡々とテストエラーを繰り返していくという「ビジネスマインド」こそが大事になります。
もちろんブログ初心者であっても、最初から中古ドメインで開始してもアリです。SEOスキルを身につけるために、ゼロから新規ドメインスタートに人と同じく、実践しながら試行錯誤しつつ収益化を目指していきましょう。
初心者が自身で中古ドメインを選定するのは難易度が高いですので、その辺りはメンターのサポートもうまく使いながら、やっていきましょう。
中古ドメインの心得まとめ
1.中古ドメインは強力な被リンクをドメインごと購入し、被リンクの信頼性を元にGoogleのインデックスを早めることができます。 ただし、ネタ選定やキーワード選定のクオリティ、更新頻度など『サイトコンテンツ』が最重要なのは一緒ですので、運用後も研鑽を続けていきましょう。
2..jpでも.comでもSEOの評価は変わりません。どっちを購入してもOKです。被リンクの“質”が重要です。
3.どれだけ良質に見えるドメインでも、実際に記事入れして運用すると「イマイチ」な場合もありますし、 手動ペナルティを受けていることもあります。可能な限りペナルティリスクは排除して精査してますが、 万が一ハズレに当たってしまってもこちらでは責任を負えません。ご了承下さい。
4.被リンクの傾向は、運用するドメインとなるべく関連性の高いドメインを選びましょう。 いくら強力なドメインでも、水産漁業→エンタメだと評価が伸び悩む傾向が多いようです。 2022.8 折り紙サイト、釣り堀のサイトが上位を取りまくっているので、あまり関係ないかもしれません。 が、長期的な目線で見ると、やはり「違和感のないサイト運営」は心がけておいたほうが良さそうな気がします。
5.運営期間は長くても短くても構いません。ただし、放置・空白期間が2年以上ある場合、ドメインの評価がリセットされる場合があります。サーバーエラー、ドメインパーキングを使用している場合などは、取得の優先度を下げた方が良いかもしれません。 長期間、コンテンツがない状態で放置されていた場合、どんなに被リンクが強力でも検索エンジンからの評価が下がります。 クロール頻度やインデックスに悪影響を及ぼす可能性が考えられます。
中古ドメイン購入の際の注意点まとめ
◯.jpドメインは日本国内に在住する人のみが使えるドメインです。海外在住の方は利用できません。ただし、名義人を日本在住のどなたかで運用するならOKです。 海外在住の方でクレカOKなら.com.netオークションに参加できます。
◯お名前ドットコムでは、海外専用のクレジットカードでは決済できません。 日本で使えるクレジットカードが用意できない方は、オークションで落札できませんのでご注意下さい。 なお、中古ドメイン販売屋さんは海外クレジットカードでも決済可能のようなので、そちらでゲットして下さい。
◯複数のドメインで事前入札・上限入札を行ったことで、一度に複数購入してしまうケースが稀に報告されています。 落札したドメインはキャンセル不可です。くれぐれも予算オーバーとならないように、事前入札は無理のない範囲で行って下さい。
◯オークションサイトにアクセスする際は、検索であれば「広告じゃないページ」から入るようにして下さい。 検索エンジン上のPPC広告はお金を払って出されているものです。クリックするたびにお名前.comの広告費が減っています。 よってあまり頻繁にクリックするユーザーに対して、閲覧できなくするクッキー制限をかけられます(503badRequest)。 そうなった場合、ブラウザのクッキーを削除すれば閲覧できるようになりますが、余計な手間ですよね。 締切間近でページが見れなくなるのはできれば避けたいので、基本的には「広告以外のページからオークションページに入る」を徹底しましょう。
◯落札後の流れ