CPMの推移を広告会社「個別単体」で1ヶ月ごとに確認しよう
広告会社同士の比較として見る場合は、「各社のRPM換算した数値」です。
例えば・・
・アドセンス・・・PRM 350円
・他社広告A・・・RPM200円
・他社広告B・・・RPM50円
・他社広告C・・・RPM400円
という具合ですね。
では会社単体のパフォーマンスもRPMで見るのか?というと、そこは違います。
毎月同じPV数だったら比較することができますが、PV数は毎月変動するのでそうゆうわけにはいきませんよね。
会社ごとを単体個別で見るのであれば、「その会社の過去の数値」と「その会社の現在の数値」を比べていかないといけません。
ではその過去の数値の比較として最適なの数値は何か?というとCPMの数値です。
CPMは他の会社と比較することはできませんが、同じ会社内であれば比較することができます。
もし「なぜ?」と思われる場合は下記講座を見返していただくと、より理解が深まり効率よく学ぶことができます。
CPMのところを読み返してみてくださいね^^
何度も「なんだっけ?」「あ、そうだった!」を繰り返していくことにより脳みそに知識が定着していきます!
もちろん単体のCPM数値だけではわかりませんが、数か月単位でCPM数値の推移を見ていくことで広告会社個別単体のパフォーマンスを測っていくことができるんですね。
なぜCPM推移をみる必要があるの?
広告を運用していくと、CPCが高い状態をキープしていても、CPMが悪化しているというケースはよくあります。
この理由としてはさまざまな広告会社を見ていくと、CPCを高く維持したままCTRを下げる事で収益性を調整するようにしていると見受けられる会社もあるんだそうです。
広告会社がなんでそんな「収益性を調整する」なんてチートなことをするのか?というところの理由で考察していくと、単価が低くなることよりもクリック率が低くなる方が気付きづらいからといわれています。汗
というのも、ユーザーからすると広告のCTRの数字が変動しても実際そこまで気にしない方が多いのですが、広告の単価が下がるとぱっと見のインパクトが大きい為不安になってしまうという方が多いのを感じますよね。確かに。。
もし単価が低く表示されてしまった場合、広告会社にお問合せをする人が増えてしまうので、CPCはある程度の水準で維持しておきながらCTRで収益性を調整しているのではないかな・・というところですね。
もちろん全ての会社がこうした対応をしているわけではありませんが、こうした会社単体の健全性を評価するにはCPC単体でもCTR単体でも評価することができません。
これはもちろん月ごとのPV数で変動してしまう収益額で判断することもむずかしいですよね。
そこでどんな数値にも左右されずに個別の広告会社の収益性を判断できるのが「CPMの推移」です。
CPMは、広告1000回表示にあたっての収益額で<見積もり収益額÷imp×1000>で算出されるとおつたえしましたが、CPCとCTRの数値でも算出することができます。
CPCとCTRの数値から算出されているという事は、どちらか一方の数値を会社がいじったとしてもごまかしがきかないというわけなのですね。
ですので、先ほどもお伝えした通り会社単体のごまかしがきかないパフォーマンスを判断していく上では、CPMの推移を確認することは大切になってきます。
CPMの数値は月一回で確認していこう
数か月前まで収益性の良かった会社が突然サービスを停止する何てことはよくあるほど、インターネット広告の業界はとても流れが早いです。
そしてこのような会社はサービス停止前にCPMが著しく低下する傾向があるそうです。
広告会社ごとのCPM推移をみておくことで、その会社のごまかしがきかないパフォーマンスをチェックすることができるため、もし何か収益性が下がってきた場合に、この数値を見て他の会社へ早めにシフトチェンジすることができたりもします。
ということで、CPMの数値は月1回で確認していくのがおすすめとなります。
CPM推移のレポートを作成するやり方はこちらの記事内でお伝えしていますので、確認してみてください。↓↓