ブログ収益化分析(広告運用)をする上で押さえておきたい用語

ブログマネタイズで重要な役割を担ってくれる広告。その上で、ブログ収益化に取り組む際には最低限理解しておきたい用語があります。

Taku
「広告の管理画面を見ても数値の意味が分からない・・・」というような声もよく聞きます。

まず広告運用をする上で最低限これを抑えておけばひとまず大丈夫!という主にアクセスの分析などに使う用語を解説しますので、ぜひ日々の分析にお役立てください。

アドセンス広告で押さえておくべき数値3つ

まずはGoogleアドセンスの数値を理解していきましょう。

アドセンス以外の広告会社はまだ使っていないという方は、今回は最低限この3つだけまずは理解していただければOKです。

  1. CTR(クリック率)
  2. CPC(単価)
  3. RPM(ページRPM/インプレッション収益)

この3つを簡単に解説していきます。

CTR(クリック率)

CTRとは、ここでは『広告のクリック率』を示しています。

そしてCTR(クリック率)で押さえておきたいのがこの2つ。

  • ページCTR・・・ページビュー数に対しての広告のクリック率
  • クリック率/広告CTR・・・広告が表示された回数に対しての広告のクリック率
この中でもページCTRの数値を押さえておけばひとまずOK!

ちょっとマメ知識

CTR・・・Click Through Rate(クリック スルー レート)の略。

クリック数÷インプレッション数(ページCTRの場合はPV数)
で算出されます。
例えば100pvで1クリックの場合、ページCTRは1%となります。

CPC(単価)

CPCとはここでは、広告1クリックあたりいくら発生しているのかという指標』を示しています。

ちょっとマメ知識

CPC・・・Cost par Click(コストパークリック)の略

見積もり収益額÷広告のクリック数
で算出されます。

RPM(インプレッション収益)

RPMとはアドセンスの管理画面では「インプレッション収益」とも示されていて、『表示回数1000回あたりいくらの収益が発生しているのかという指標』です。

 

 

Taku
RPMについての詳しい解説や見方は別ページにて説明していますのでこちらを参照ください。

アドセンス以外の広告会社でよく使う数値

では次に、アドセンス以外の広告会社さんでよく使う数値を確認して行きましょう。

  1. imp(表示回数)
  2. CTR(クリック率)
  3. CPC(単価)
  4. CPM(広告1000回表示あたりに支払われる費用)

CTRとCPCは、アドセンスと同じように認識していただいて大丈夫です。

ここでは新しく出てきたimpCPMについて解説していきます。

imp(インプレッション)

impとはインプレッションの略で、ここでは「広告の表示回数」を示しています。

「1つの広告が表示される=1imp」という認識ですね。

ただ、一概に『1imp』とはいっても広告会社によって1impとカウントするルールが違うという事を理解しておくことが大切です。

impのカウント基準が会社ごとに違うということは、「imp数」がかかわる数値で他の会社と比べる指標にはならないという事です。

ちょっとマメ知識

<会社ごとの1impカウント方法の違い>

例えば下記のような8個の広告が1つの枠で表示される広告。

この広告に対して

  • 「1imp」とカウントする会社
  • 「8imp」とカウントする会社

という違いがあったり、

  • 『広告表示割合が50%以上の表示かつ、それが1秒以上表示されつづけた場合に1imp』
  • 『広告タグを読み込んだ場合、広告表示が追い付かなくても1imp』

などですね。

これだけでも1つの広告に対してimpカウントが会社によってかなり変わってくることがお分かりいただけると思います。

CPM(シーピーエム)

CPMとは、Googleアドセンスで言う「RPM(インプレッション収益)」と一緒と考えてOKです。(※ページRPMではなく、普通のRPMです

『広告表示回数1000回あたりいくらの収益が発生しているのかという指標』です。

ちょっとマメ知識

CPM・・・Cost Per Mille(コスト パー ミル)の略

収益額÷imp×1000
で算出されます。
CPMの数値は【収益額÷imp(広告表示回数)×1000】で算出される為「imp」を基準にした数値になります。
そして上記でも伝おえした通り、impは広告会社によって算出方法が違うので、同じぐらいの収益金額が出ている広告会社同士で比べてもCPMが数倍違うということが起こりえます。

そのため、CPMの数値は広告会社ごとに比べるものではないという事を理解しておくことが大切です。

ワンポイント

Taku
CPMは基本的な意味はRPMと同じですが、会社によって管理ページで使用される言葉が違うので少し紹介させてください。
CPMはGOOD LIFEやi-mobileなどの管理ページで使われている表現です。
アドセンスにはクリックによる収益の他にもインプレッションによる収益も存在します。(インプレッション単価とは広告が表示されたことによる収益を表します)
広告を出稿している広告主はクリック以外にも1000回のインプレッションに対しても入札することが可能で「広告が1000回表示されたらいくら支払います」という契約を交わすことができます。
クリックがされていないのにアドセンスの収入が発生していることがあるかと思いますが(見積収益1円とか2円とか)その数円単位の収益はインプレッションによる収益です。
クリックによる収益と、インプレッションによる収益の合計が総収益ということになります。
正確にはエンゲージメント(広告の上にマウスが2秒以上乗っているなど閲覧者の積極性が見られるときに発生)による収益もありますが、基本的にはクリックとインプレッションなので割愛します。